アコム

アコムの審査の難易度を知りたい!在籍確認の電話連絡は回避できる?

アコムは消費者金融のなかでも会員数が最も多い業者で、審査基準もあまり厳しくないと言われています。

とはいっても、最低限の基準はクリアしている必要はありますし、審査には注意すべき点もあります。在籍確認では柔軟な対応を取ってくれます。

アコムの審査は厳しくない?

アコムの長所

1.審査通過率が高い

アコムは審査通過率が高いという点が挙げられます。

大手の金融機関の審査通過率が掲載されている業界誌によると、プロミスの審査通過率は42%から44%程度で推移していますが、アコムの場合には47%から49%もあります。

毎月最低3000円ほどの返済が可能であって、信用情報に問題がなければ審査に不安のある人でも申し込み可能です。

2.審査が早い

アコムは毎日午後9時30分までの申し込みで、土日祝日を問わず申し込み当日中に契約してすぐに融資が可能です。

審査する項目を絞って、基準を満たしている人に対しては多少の問題があっても審査に通すと言われており、この点で審査には厳しくないと考えられます。

3.充実したサービス

また、インターネット会員サービスが非常に充実しています。借入・返済・限度額の増額などネットですぐに実行できます。

ネット返済は手数料が無料で、操作して即時に反映されるため、非常に使い勝手が良いと評価されています。

4.無利息サービス

大手の消費者金融業者は初回契約者に無利息サービスを提供していますが、アコムも「契約日の翌日から30日間無利息」というサービスを提供しています。

キャッシング初心者におすすめ

アコムの有名なキャッチフレーズに「はじめてのアコム」という文句があります。CMなどでおなじみのフレーズでしょう。

ここからも分かるように、アコムがメインターゲットとしているのは「キャッシング初心者」です。

基本的には、キャッシングの利用が初めてであれば、年収があまり高くなくても審査に通過できます。たとえば以下のような人がアコムの審査に通過できています。

  • 年収200万円程度の30代のアルバイト男性
  • 年収100万円に足りないくらいの大学生
  • 年収60万円程度のパート主婦

こういった事例はネットの口コミ情報で数多く寄せられています。ただし、クレジットカードやローン、携帯電話料金の滞納や支払い遅延などの履歴が残っていると、審査には落ちやすくなります。

アコムで求められているのは、毎月の最低返済額を返せる能力です。アコムの最低返済額はたとえば以下のようになっています。

  1. 借入額が10万円:毎月5000円
  2. 借入額5万円:毎月3000円

希望限度額が5万円なら、毎月確実に3000円を支払うことができるという能力が求められています。決して高い水準ではありません。

他社借入にやや厳しめ

ネットユーザーにも「柔軟な業者」と言われているアコムですが、一方で他社借入には厳しめの傾向があります。

アコムの公式ホームページに設けられている「3秒診断」には、2016年までは「他社借入件数」を入力する欄はありませんでした。2016年から、他社から何件借入しているかを入力するようになっています。

もしここで「4」以上の数値を入力すると、「お借入可能か判断できません」と出力されていました。これは消費者金融業者では「審査落ちする可能性が高い」ことを意味します。

他の金融機関が設置している診断ツールには、「5」を入力しても「お借入できる可能性があります」と出るところもあります。ここから考えても、アコムは他社借入の件数に厳しいという傾向が見て取れます。

ただし、近年になって再び「他社借入件数」の入力は不要になっています。特に審査通過率が上がったわけでもないため、単に診断ツールから外しただけであって、他社からの借入件数を重視する傾向は変わっていないと推測されています。

アコムの審査に落ちる人・受かる人

安定収入が必須

アコムが審査で重視しているのは、申込者に毎月安定した収入があるかどうかという点です。3ヶ月に1回とか半年に1回など、収入が入るまでに1ヶ月以上の期間が空くといったケースでは安定した収入とは認められません。

ただし、その収入額が高額であるときには、審査で考慮してもらえる可能性があります。これは担当者との相談次第で、事情を汲んでもらえるかどうかはケースバイケースです。

安定した収入であれば、固定給や歩合給、時給制の給与などの形態は問われません。歩合給であっても毎月1回の給与支払いがあれば問題ありません。

収入というのは、以下のようなものを指します。

  • 給与収入
  • 事業収入
  • 不動産収入
  • 投資による収入

年金や生活保護など、国や自治体から受給している給付金は収入とはみなされません。実家から援助を受けているといったケースでも、収入とはみなされないので注意しましょう。

信用情報も重要

アコムだけでなく消費者金融業者の審査では、信用情報が必ずチェックされます。信用情報とは、個人の金融の利用履歴のことで、金融機関への申し込みから契約、借入、返済などの情報を含みます。

特に重要なのは、過去に金融事故を起こしたことがないかという点です。

金融事故を起こしたという情報が記載されてしまうと、アコムだけでなくほとんどの消費者金融業者で審査落ちしてしまいます。

金融事故として代表的なものは以下のようなものです。

  • 長期延滞:債務を2ヶ月以上延滞すること。
  • 代位弁済:債務を一定期間以上延滞した後に、債務者の代わりに保証会社が支払いを行うこと。
  • 債務整理:法的に債務を減額する手続き。自己破産・任意整理・民事再生など。
  • 協定停止:日本貸金業協会の貸付自粛制度を利用すること。

こういった信用情報は基本的に最長で5年間記録が残ります。その間はアコムの審査には通りません。

ただ、長期延滞した記録が残っていても、すでに延滞が解消されているとき、アコムではそれだけで審査落ちにはしないと言われています。

その人の他の属性やプラス要因を見て審査を続行することがあります。

他社借入は何件まで?

アコムは個人属性の弱い人や、長期延滞があった人でも審査に通っているという事例は数多くあります。

とはいっても、他社での借入には若干厳しい傾向があるので注意しましょう。

すでに5件の貸金業者から借入している場合には、ほぼ審査には通らないと言われています。4件でも危険で、借入額次第では審査落ちする傾向があります。

また、貸金業法のうえでも「貸金業者からの借入が年収の3分の1以上ある」ときにはアコムの審査に通りません。年収が300万円の人の場合、貸金業者から借りられるのは最大100万円です。

すでにアコム以外の業者から100万円以上あるときには審査には通らないと考えていいでしょう。貸金業者とは、消費者金融業者とクレジットカード会社のキャッシング枠を指します。

在籍確認が取れないと審査に落ちる

アコムの審査では、在籍確認が必須です。

在籍確認というのは、申し込みのときに申告した通りの職場に働いている実体があるかどうかを確認する作業のことで、通常は職場への電話連絡によって実行されます。

アコムの場合には、電話連絡なしでも可能ですが、それでも別の形で会社への在籍が確認できないと審査に通過させません。

在籍確認をした結果、以下のような事態が発生すると審査に落とされるので注意しましょう。

  • 勤務先が実在しない。
  • すでに退職している。
  • 実際は勤めていない。
  • 産休や育休などの休職状態である。

良くあるケースとして、自分が勤務している職場そのものではなく、本社の電話番号を勤務先として申告してしまうミスが発生しています。

大きな会社の場合には、現場で働いている社員について分からないことは多くあり、こういったときには在籍確認が取れません。あくまでも、自分が毎日働いている職場を連絡先として申告しましょう。

特に、アルバイトを主な収入源としている人は注意しましょう。

本社を連絡先にするのではなく、実際に働いている現場を職場として登録する必要があります。コンビニなら、自分が働いているコンビニの支店が勤務先です。

利用限度額が10万円以内になる人の特徴

審査に通ったからといって、希望した通りの限度額を借りられるとは限りません。利用限度額も審査によって決まります。

収入に関係なく、少額の限度額しか設定されないケースもいくつかあります。アコムでは、最低の利用限度額は10万円と設定されます。

以下のようなケースでは、限度額10万円の設定になる可能性があります。

1.高齢者

年齢が高いと、アコムでは利用限度額が低めに設定されています。公式には「20歳以上69歳以下」が年齢制限ですが、65歳以上の人が申し込むと限度額が10万円になる可能性が高くなります。

65歳以上になると収入が大幅に落ちることが多いからです。ただし、他社からの借入がなく、年収が100万円以上ある場合には30万円程度まで借りられる可能性があります。

2.年収が低い

年収が極端に低いとき、利用限度額は年収の3分の1以下に設定されます。アコムの場合には、年収が60万円未満のときに限度額は20万円ではなく10万円と設定されるケースがあります。

3.勤務開始から間もない

仕事を始めてから1ヶ月未満のときには利用限度額が10万円と設定される可能性が高くなります。

たとえば、アルバイトを始めて初日でも、アコムでは事情を考慮して審査に通ることがありますが、このケースでは給与をまだもらっていない状態ですので、予想される収入が30万円以上あるとしても限度額は低めに設定されます。

できれば、2回以上は給料をもらってから申し込みしましょう。

ブラック通過が多いのはホント?

ネットの口コミ情報では、「アコムはブラックでも審査に通過できる」という報告が多数寄せられていますが本当なのでしょうか。

実際に「クレジットカードの返済を2ヶ月以上延滞した状態でアコムの審査に通った」「直前にプロミスで審査落ちしたが、アコムの審査には通った」といった報告は非常に多くあります。

他社に比較しても、こういった事例が多数存在していることから、アコムは属性に問題のある人でも審査に通過できる可能性がある大手と言っていいでしょう。

属性というのは、雇用形態が正社員ではないとか、信用情報において問題があるなどといった個人の信用力のことです。

多くの報告で明らかになっていることとして、「過去に携帯電話の料金を長期間延滞したことがある」「クレジットカードの強制解約をされたことがある」「すでに多額のショッピングリボ払いを抱えている」といったケースでアコムの審査には通過できています。

とはいえ、必ずし通過できるとは限らず、収入がしっかりとあることや、限度額を低めに申し込むといった審査でのプラス要因は必要です。

アコムの申し込み手順を解説

大きく2種類を紹介

1.自動契約機

アコムは消費者金融業者のなかで真っ先に自動契約機を設置した先駆者的な存在で、数多くの機能を搭載した機械によって簡単に申し込みができます。

自動契約機を使う場合でも、申し込みはネットからのほうがスピーディでしょう。まずは公式ホームページで必要事項を入力して送信し、仮審査を受けましょう。審査結果が連絡されたら自動契約機に必要書類を持って自動契約機に行きます。

契約機で書類を提出して本審査を受けます。本審査の結果はその場で通知されますので、通過できたら契約してカードを受け取ります。併設のATMを使うとすぐに借入できます。

2.インターネット

申し込みから審査、借入まですべてインターネットで済ませることも可能です。公式ホームページから申し込みをして、本人確認の連絡を受け、その後審査を受けます。審査結果はメールで通知されます。

通過できたらインターネット上で契約内容を確認し、手続きをします。審査通過後は、会員サービスや電話などから振込融資を受けることができます。

アコムの契約での必要書類

アコムの契約で必要な書類は以下のようなものです。

【本人確認書類】

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証+住民票の写し・公共料金の領収書・納税証明書など

上記のいずれか1点が必要です。

【本人確認書類の住所と現住所が異なるとき】

  • 住民票の写し
  • 公共料金の領収書
  • 納税証明書

上記のいずれか1点が必要です。

【収入証明書】

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 所得証明書
  • 直近1ヶ月分の給与明細書

アコムへの申し込みで利用限度額を50万円以上とするときや、他社との合計額が100万円を超えるときなどに必要となります。それ以外にもアコムから指示があるケースがあります。

【勤務先への電話連絡を避けたいとき】

  • 社会保険証
  • 給与明細書

勤務先への電話は?

回避は可能

消費者金融業者に申し込みするときに悩ましいのが在籍確認です。通常は、勤務先への電話連絡によって行われますが、会社に電話がかかってくるのは困るという人は多いでしょう。

アコムでは、そうした要望に応えて「電話なしでの契約」が可能になっています。

とはいっても、申し込みした人すべてに対して電話連絡なしで契約するとは限りません。電話なしでアコムを契約をするためには、事前にしっかりと相談しておく必要があります。

担当者に相談すること

在籍確認の電話連絡が行われるタイミングは、申し込み方法によって異なります。

自動契約機を使う場合には、担当のオペレーターから「これから在籍確認を行います」という案内があります。相談するならここで話しておきましょう。

インターネット契約の場合には、契約までの間に連絡することになっているので、審査結果を通知するメールに記載されたフリーダイヤルに連絡しましょう。

アコムに申し込む前に確認しておきたい

基本的に金利は年率18%

アコムは消費者金融ですので、審査は早いですし、あまり厳しい基準を適用していませんが、その代わりに金利は銀行のカードローンなどに比較すると高めに設定されます。

法定金利の上限は「借入額10万円以上100万円未満で18%」となっていますが、その通りの金利が適用されます。

広告の表示では「年率3.0%~18.0%」となっていますが、初回契約では多くの場合で「利用限度額は50万円以内・金利18%」が設定されます。

年率18%ですので、この数値で割り出された金額を12で割ると1ヶ月分の利息をおおよそ計算することが可能です。

10万円を借入するとき、利息は以下のように算出されます。

・10万円×18%÷365×30=約1479円

10万円を借りると翌月の利息は約1500円となります。

銀行のカードローンの金利

  • 三菱UFJ銀行バンクイック:14.6%
  • 三井住友銀行カードローン:14.5%
  • みずほ銀行カードローン:14.0%

以上のように銀行のカードローンは金利で見るとぐっとお得です。アコムのような小回りの良さはありませんが、金利面では銀行のほうが有利と言えます。

カードレス契約できない

プロミスやレイクALSAなど大手の消費者金融業者には、「カードレス契約」があります。カードを発行することなく、スマホをカード代わりに使って借入・返済をする方法です。

この契約方法だと、自動契約機などに来店することもなく、郵送物も発生しないので他人に消費者金融の利用が発覚するリスクが抑えられます。

ところが、アコムの場合には来店なしの場合には必ず郵送物が発生します。というのも、アコムはカードレス契約を導入していないからです。

自動契約機に行ってカードを発行するか、もしくはインターネットで契約して後からカードが郵送されるかの二択です。

アコムは消費者金融業者のなかでは突出して自動契約機の設置数が多いため、よほどの過疎地域でもない限り近所に契約機がありますが、それでもカードの発行のためだけに契約機まで行かなくてはなりません。

どうしても「カードを郵送されては困るし、契約機に来店したくない」という場合には、アコムは向かないでしょう。プロミスレイクALSAを選択しましょう。

土日祝日の振込対応銀行が少ない

アコムで契約すると、必ずカードが発行されることになります。アコムは理由は不明ですが、カード発行にこだわりがあり、どういった契約方法を採ってもユーザーの手元にカードを渡します。

カードを必ず発行することと関係する部分でもありますが、アコムでは「ローンカードを使ってATMで出入金」するという方法に頼るあまり、他の借入方法が他社に比較して乏しいというデメリットがあります。

たとえば、銀行口座への振込融資を取っても他社に比較して不便な面があります。

アコムの銀行振込融資
  • 楽天銀行宛て:24時間いつでも
  • 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行:月曜~金曜の午前9時~午前0時、土日祝日午前9時~午後8時
  • その他の金融機関:平日午前9時~午後5時30分、土日祝日は不可
プロミスやレイクALSA、SMBCモビットでは原則的にいつでも銀行振込に対応しています。

アコムからすると、発行されたカードを使って融資を受けて、返済するときにもカードを使ってもらいたいという事情があると推測されますが、ユーザーからすると他社に比較してもうひとつ利便性は薄いと言えるでしょう。

消費者金融で唯一クレジットカードを発行している

アコムは「必ずカードを発行する会社」であるとともに、クレジットカードを発行している国内唯一の消費者金融業者でもあります。

両者には深い関係があると推測されており、アコムとしてはまずはカードローンで親しんでもらって、クレジットカードへの切り替えを検討してもらいたいというところでしょう。

アコムが取り扱っているのは「ACマスターカード」というブランドのクレジットカードです。
  • リボ払い専用カード
  • 還元率は0.25%

上記2点が特徴ですが、リボ払いにしか対応していない点や還元率があまり高いとは言えないため、強くおすすめできるカードではありません。

ただし、アコムの本体のカードローンと同様、個人属性の弱い人でも審査に通るカードとして知られており、他のクレジットカードの審査では落とされる人でも審査に通過できる可能性があります。

まとめ

アコムは審査はスピーディですし、基準も厳しくないと推測されています。今までどこからも借入をしたことがなく、収入がある程度あって安定しているのであれば、ほぼ審査には通過できるでしょう。

必ずカードが発行されるので、この点だけ注意しましょう。