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アコムで増額したい人は必見 重視される3つのポイント

アコムで追加の借入をしようとしても限度額に達して追加融資が受けられなかったという人もいるでしょう。そういったときに必要なのが増額申請です。

増額が認められれば、現在設定されている限度額を引き上げることができて、追加融資が可能になります。ただし、そのためには審査に通過する必要があります。

アコムでの追加融資と増額の違いを解説

基本的に追加融資は限度額内での借入

アコムに申し込みをして審査に通過したとき、「ここまでの額なら融資できます」という限度額が設定されます。その後で、まだ限度額に余裕があったり、返済が進んだことによって限度枠に空きが出たりしたときに追加融資を受けることができます。

追加融資は増額と混同されがちですが、実際にはまったく違うものです。追加融資はあくまで、限度枠のなかで追加で融資を受けることで、特に審査も必要ありません。

新規で申し込んだときに設定された限度額が30万円で30万円いっぱいまで借入したとします。返済が進んで借入残高が25万円になると、空きが5万円となります。この5万円が追加融資できる額となります。

この5万円の追加融資では審査は行われません。書類を提出する必要もありません。「限度額の範囲内なら、いくらでも何度でも借りることができる」というのが、アコムなどの消費者金融業者のカードローンの特徴です。

追加融資では返済額が変動するので注意

アコムを利用しているときに注意したいのが、最低返済額が借入残高に応じて変動する「定率方式」というシステムです。

たとえば、アコムでは30万円以下の限度額が設定されているとき、「借入残高×4.2%」が最低返済額となります。

20万円の限度額が設定されているとき、10万円を借入して、その後で10万円の追加融資を受けて借入残高が20万円となると、最低返済額は以下のように変動します。

  • 借入残高10万円:最低返済額=4200円
  • 借入残高20万円:最低返済額=8400円

アコムで追加融資を受けた場合、この最低返済額の変動には充分に注意しましょう。

逆に、返済が進むと最低返済額も減っていきますが、これに合わせて最低返済額のみを返済していると、最終的な返済回数が増えて総利息も増えてしまいます。この点も充分に注意しましょう。

良く計画して返済することが大切です。

限度額を超えて融資を受けたいときに増額申請

追加融資だけでは間に合わないので、限度額そのものを増やしたいというときに「増額審査」を受けます。

増額とは限度額そのものを増やすことで、追加融資とは「限度額を超えた借入を希望する」「審査が必要になる」という点で違います。

増額するためには、新規の申し込みと同様に審査が必要となります。すでに新規申し込みで審査を受けていますが、それとは別の形で審査が実施されます。希望限度額や他社からの借入額次第では、収入証明書類の提出を求められる可能性もあります。

アコムの増額審査を受けるときには審査があるため、予想とは逆に「現在の限度額が下がる」というリスクもあります。

最初の審査のときよりも他社からの借入件数や借入金額が増えているときには、注意しましょう。他社からの借入金額が増えているということは、支出が増えていることと同じとみなされるからです。

収入が上がっているのであれば良いですが、収入金額は変わらないのに支出だけが上がっているというのは、金融機関としてはリスクが高い顧客と考えます。

「返済ができなくなるのではないか」「そんなにお金に困っているのか」という懸念が生まれてしまいます。また、返済で遅れているという状況なら審査落ちや限度額引き下げの要因となりやすいので、むやみに増額申請をしないようにしましょう。

アコムで増額するときに確認しておきたい事項

メリットとデメリット

1.メリット

増額のメリットとして真っ先に挙げられるのは金利が下がる可能性があるという点でしょう。

今まで100万円未満の限度額の設定のときに、100万円以上の限度額が設定された場合には確実に金利が下がります。これは法律でも定められていることで、アコムも金利については厳格に規則を守っています。

また、同じ業者で増額するので、新たに別の業者に申し込む必要がありません。新規の借入先を作らないというのは、返済の管理という点でメリットがあると言っていいでしょう。

2.デメリット

利用限度額を上げるということは、アコムとしては返済リスクが高まるということですので、初回の審査よりも返済能力を厳しくチェックされる可能性があります。

また、現時点での限度額が適切かどうかもチェックされるので、場合によっては限度額が縮小されてしまうリスクもあります。

良くあるケースは、転職などで収入が減ってしまったので消費者金融業者からの借入で生活費などをまかなおうとして増額申請をしてしまうミスです。

収入が減っているわけですから増額審査は通りませんし、逆に限度額を減らされてしまうことがあります。

総量規制に抵触しないか

アコムは貸金業者ですので、貸金業法に定められた「総量規制」が適用されます。総量規制は「借入金が年収の3分の1以内」に制限される規制です。

これはカードローンなどの借入をしすぎるあまり、返済できなくなる人を減らすために作られた規制です。年収が300万円の人は、消費者金融業者からは100万円までしか借りられません。

アコムの増額を考えている人で、借入総額が年収の3分の1を超える可能性があるときには、増額審査には通らない可能性が高いので、充分に注意しましょう。

また、総量規制は「他社との合算」で考えます。年収300万円の人が、アコムから50万円借りていて、アイフルから30万円借りているとすると、アコムでの増額審査では70万円までしか限度額は引き上げできません。

また、増額審査は最低でも新規申し込みから6ヶ月以上経っていないと審査が難しいと判断されます。増額したいときには、最低でも新規の申し込みから半年以上は経過してから申し込むようにしましょう。

意外な盲点・保険証の種類

アコムに申し込む際に、住所や生年月日、勤務先情報や年収、勤務年数など様々な個人情報を入力しているはずです。

新規の申し込みでも、安定している公務員や大手企業のサラリーマンは審査の際に有利とされています。逆に自営業者や個人事業主は年収は高くても、「安定性」という点では低く評価されます。

また、アコムに申し込みする際には「保険証の種類」もチェックされます。

公務員が加入する「共済保険」や会社員が加入する「社会保険」「組合保険」などは、個人事業主が加入する「国民健康保険」よりも有利です。保険証には他にも文芸美術国民保険など多彩なものがあります。

アコムは消費者金融業者として長年運営されてきたという実績があります。そのため、過去の膨大な取引実績によって蓄積されたデータがあり、それによる独自の与信・審査のノウハウを持っています。

「どういった業種の」「何という会社に」「何年勤めているか」を保険証によって判断することができ、それをデータと照合することによって、かなりの精度でその人の収入を当てることができると言われています。

意外な盲点となっている部分ですが、増額審査では保険証の種類がポイントとなることが多いので、申し込みでは充分に注意しましょう。

アコムの増額審査・3つのポイント

①他社での借入件数・借入額

ネット上でも様々なケースが調査されており、それによっても「アコムは他社からの借入件数が多いときには審査では厳しい」「他社からの借入金額の多い人を危険視する」などといった傾向が読み取れます。

増額審査に関してもこの傾向は維持されており、他社借入の件数が借入残高が多いと、増額審査に落ちる可能性が高くなります。また、年収に対して毎月の返済額や返済回数が多いときにも返済能力を疑われて増額審査では不利となります。

また、増額審査では信用情報がかなり重視されており、クレジットカードの利用履歴やローンの借入件数・返済状況は厳しくチェックしたうえで結論を出しています。

初回審査のときには問題がなかったとしても、増額申請をするまでに他社での返済の遅れがあったり、カードローンの借入件数が増えていたりすると審査に通りにくくなります。

②アコムでの実績

どの業者でも言えることですが、アコムでもしっかりとした利用実績の蓄積は重視されます。契約当初は、アコムのほうもどういったユーザーなのか相手のことを分かっていません。その後の利用の仕方によって「信頼できる人かどうか」を判断します。

一定の額を借りて、毎月の返済日までに最低返済額以上を返済している人であれば信用は蓄積されていると考えていいでしょう。

良くある勘違いですが、いったん借りて翌月に一括で返済しているケースでは、あまり信用は蓄積されていません。返済能力としては問題がないと考えられますが、アコムとしては「良いお客さん」とは判断しません。

むしろ、借りた額を少しずつ毎月返済している人のほうが信頼されます。というのも、アコムは消費者金融業者ですので、利息を払ってくれる人のほうが顧客としては「良好」と判断するからです。

一気に返済する人よりも、チマチマと毎月遅れることなく支払いを続けている人のほうがアコムとしては「優良顧客」です。

反対に、返済の遅れがあった場合には信用は低くなります。返済に遅れるような人に対して、限度額を引き上げるというようなリスクを取ろうとはアコムは思わないでしょう。

③個人情報の変更の報告

増額審査で盲点になりがちなのが、個人情報に変更があったときにしっかりと報告しているかどうかという点です。

当初の契約時に登録した勤務先や雇用形態などに変更があったときに、変更届を出しているかどうかは信用問題として受け取られます。

転勤や転職で引っ越ししたり、派遣社員だったところを正社員採用になったりといった個人情報の変更はアコムとしても重要な変更事項です。

引っ越ししたとき、郵便局に届けを出して郵送物を転送してもらうことは多くの人がやっていることでしょう。

銀行へ住所変更届けを出したり、クレジットカード会社に変更があったことを通知したりすることはあっても、なかなか消費者金融業者に届けるという発想に至らないことは多くあります。

もし、新規申込時に申告した内容から変更がある際には、必ず届出をしてから増額の申請をしましょう。同時にやるというのは、業者としても信頼を欠くと判断されます。

特に転職をして新規契約時から勤務先が変わっているときには、収入に増減がある可能性があるので、審査では重要なポイントです。

転職して収入が増えているときには審査上はプラスですが、反対に収入が減っているときにはマイナスの評価を受けます。

また、転職して間もないときには返済でリスクがあると判断されて増額審査で不利になることがあるので注意しましょう。

アコム増額審査の申し込み

3つの申込方法

アコムの利用限度額の増額を申し込むには3つの方法があります。

1.会員ページから

最も簡単なのはインターネットの会員ページからの申し込みでしょう。

公式サイトの会員ページに「ご契約極度額の増額のご案内です」という増額案内のメールが届いていれば、インターネットから申し込み可能です。

このメールをクリックすると、「極度額等変更申し込み」という画面が表示されます。会員ページに画面が表示されたら、「開始」ボタンを押すだけで増額を申請できます。

この増額案内が来ていないときには、電話か自動契約機もしくは店頭窓口での申し込みしかできないので注意しましょう。

また、増額案内が来ているからといって必ずしも審査に通るとは限りません。あくまでも、アコムから見て「良いお客さん」と判断されているに過ぎず、審査はしていないからです。

2.電話

アコムの「総合カードローンデスク」に電話することで、増額の申請をすることができます。

増額申請の受け付けは平日の午前9時から午後6時までです。審査に通過すると、利用限度額の上限が引き上げられます。

3.自動契約機

自動契約機でも増額の申請が可能です。自動契約機には受話器が設置されているので、分からないことがあればすぐにオペレーターにつないで手続きを進められるというメリットがあります。

申請は自動契約機の画面の指示に従って操作するだけで済みます。注意したいのは、自動契約機を使う場合には本人確認書類を持参する必要があるという点です。

運転免許証や健康保険証といった本人確認書類を用意しておきましょう。

申込可能な時間帯

増額の申し込みは、方法によって受け付けの時間が異なります。

申込方法 受け付け時間 注意事項
会員ページ 24時間 審査の回答時間は午前9時~午後9時
電話 午前9時~午後6時 土日祝日は休み
自動契約機 午前9時~午後9時 年中無休

会員ページからの申し込みは24時間受け付けていて最も簡単ですが、審査の回答が得られるのは午前9時からです。当日中に審査結果が知りたい人は、午前中には申し込みをしておきたいところです。

収入証明書が必要

増額の申請では、収入証明書の提出を求められることが多いので事前に用意しておきましょう。希望限度額にもよりますが、多くの場合で必要とされています。

元の設定額が少なく、増額希望額も少額であるなら不要ですが、できれば用意しておいて、提出を求められたらすぐに提示できるようにしておきましょう。

アコムで認められる収入証明書
  • 源泉徴収票(最新分)
  • 給与明細書(直近1ヶ月~2ヶ月)
  • 市民税(県民税)税額決定通知書(最新年度分)
  • 所得証明書(最新年度分)

基本的には給与明細書や源泉徴収票が収入証明書として認められる書類ですが、正社員やアルバイトなどの給与所得者と自営業者などの個人事業主では異なります。

個人事業主の場合には、たとえば役所が発行する所得証明書と税務署発行の納税証明書などを用意しておく必要があります。

増額審査にかかる日数は?

アコムは新規申し込みでは非常にスピーディですが、増額審査では若干時間がかかる傾向があります。最短では申し込み当日中に結果が通知されますが、遅い場合には2営業日ほどかかるケースがあります。

審査時間に違いが出るのは、住所や勤務先などの登録情報の変更があるかどうか、また希望する借入限度額がいくらかといったことが理由です。

希望する限度額が低く、住所や勤務先に変更がないときには当日中に結果が通知される可能性が高く、逆に希望する限度額が高く、住所などに変更があるときには待たされる傾向があります。

初回申し込みのときから住所や勤務先などの登録情報が変更されているとき、本人確認書類の提出だけでなく勤務先への在籍確認を求められることがあります。

追加書類の提出や在籍確認の電話連絡に対応しているうちに時間がかかり、結果を得るまでに時間がかかります。限度額の上限を高めに希望すると、審査には時間がかかります。

限度額が高い人ほど、貸し倒れリスクが高まるため、審査は慎重になるからです。早めに結果を受け取りたい人は、必要最低限の限度額を希望して申し込むようにしましょう。

まとめ

アコムの増額審査に通るには、それなりに信用を蓄積している必要があります。遅れることなく返済を続けている人にはアコムのほうから会員ページに増額案内が届きます。

審査は新規の申し込みよりも慎重に行われます。