おまとめローン

クレジットカードで使ったお金はおまとめローンで一本化できない?

クレジットカードにはショッピングとキャッシングの2つの使い方がありますが、この2つは適用される法律が違うため、一方はおまとめローンでまとめることができるが、もう一方はまとめられないという矛盾した事態が起こります。

クレジットカードに関わる2つの法律

割賦販売法と貸金業法

クレジットカードには2つの法律が関わっています。

  1. 1つはショッピングに関わる「割賦販売法」
  2. もう1つはキャッシングに関わる「貸金業法」

です。

【割賦販売法】

割賦販売法は、販売信用業務に関する法律で、クレジット取引の健全な発達を図ることで消費者の利益を保護し、併せて商品の流通やサービスの提供を円滑にすることを目的にしています。

適用範囲は以下の分野です。

  • クレジットに関連する販売条件の表示や書面の交付。
  • 損害賠償額の上限で支払停止の抗弁。
  • 訪問販売などにおけるクレジット契約のクーリングオフ。
  • 支払可能見込額の調査。
  • クレジットカード番号の適切な管理。

この法律が適用される契約は

  1. 「割賦販売」
  2. 「信用購入のあっせん」
  3. 「ローン提携販売」

の3つです。

 【貸金業法】

貸金業法は消費者金融業務全般に関する法律です。業者に必要な規制を与えることによって、業務の適正な運用を確保し、消費者の保護を図ることと、国民経済の適切な運営に資することが目的です。

適用範囲は以下の分野です。

  • 内閣総理大臣や都道府県知事への登録。
  • 過剰貸付の禁止。
  • 広告宣伝に対する規制。
  • 貸付条件の提示と書面の交付。
  • 取り立て行為の規制。
  • 原則として年収の3分の1を融資限度とする(総量規制)。

 ショッピング枠には割賦販売法

クレジットカードを使って買い物をするときには「割賦販売法」に従って決済が行われます。この法律では、クレジットカードを使った取引について様々に規制しています。

割賦販売法はクレジットカードによるショッピング行為などの適正化を図るための法律です。そのため、利用者に支払能力があるのかを明確に判断する必要があります。消費者の返済能力を確認するための法律として存在しています。

この法律は2008年の改正によって、クレジットカード払いのときのクーリングオフも可能になっています。

割賦販売法は、クレジットカードの基本的な機能である「現金がなくてもカードによって決済して品物を購入できること」に関する法律です。

カード会社は、支払能力のない人にカードを使わせてはいけませんし、利用者はカード会社が適切に運営している販売方法に従って買い物をして、なおかつ支払もする義務があります。

キャッシング枠には貸金業法

クレジットカードに関する知識として重要なのは、買い物では割賦販売法が適用されるがキャッシングでは貸金業法が適用されるという点です。

1枚のカードでも使い方によって適用される法律が異なっており、これはおまとめローンの利用でも重要な違いとして現れます。

キャッシング枠を使ってお金を借りることは、ショッピング枠を使って品物を購入する行為と根本的なところで違っていて、まるで「ショッピング枠におまけとして付いている」かのように思えますが、実際にはまったく異なっており、たとえばショッピング枠では問題とならない総量規制がキャッシング枠に適用されます。

ショッピング枠では限度額の範囲内でいくらでも使うことができますが、キャッシング枠を使ってお金を借りるときには、収入の3分の1を超える額は借入できません。

総量規制は、1枚のカードだけでなく複数のカードによる借入の合計額にかけられる規制です。

たとえば年収300万円の人が消費者金融業者から100万円を借りているとき、クレジットカードのキャッシング枠に20万円の余裕があっても、その枠を使っての借入は原則的には不可能です。

実際には、高額の借入でなく返済に遅れが出ていない限りキャッシング枠が利用停止になることはありませんが、法律を厳格に適用するとこの場合にはキャッシングできないことになっています。

ショッピング枠はおまとめできない?

消費者金融業者が提供する「おまとめローン」「借り換えローン」の資金使途を見てみると、「貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号の2に基づき借換えする場合」という記載があります。

これが意味するのは、貸金業法の適用範囲内で借りたお金に限るということです。

多くの業者の公式サイトを見ても、おまとめローンの借換えの対象となる債務は「貸金業法からの借入債務に限ります」と記載されています。つまり、ショッピング枠での利用は基本的におまとめの対象外ということになります。

この根拠は、同じクレジットカードでもショッピング枠とキャッシング枠では適用される法律が違うことにあります。ショッピング枠に適用されるのは割賦販売法であって、貸金業法ではありません。

おまとめローンは貸金業法によって定められたローンです。ショッピング枠を使った借入をおまとめローンでまとめることが不可能なのは、法律にのっとった行為です。

貸金業法では、おまとめローンは総量規制に抵触している人の借入残高を段階的に減らしていくための借り換えという位置づけです。そのため、総量規制の対象外であるショッピング枠のおまとめは不可能ということになります。

実際にアコムやプロミスが提供しているおまとめローンでは、クレジットカードのショッピング枠をおまとめすることは不可能で、銀行のカードローンも対象外です。

おまとめできるのは、あくまで消費者金融業者からの借入と、クレジットカードのキャッシング枠からの借入です。この2つは貸金業法の適用範囲内だからです。

アイフルならクレジットカード利用分もおまとめできる

公式サイトに記載あり

消費者金融業者がおまとめローンを取り扱っていることは珍しくありません。実際、アコムやプロミスにも「借り換えローン」「おまとめローン」という商品が提供されており、中小の業者でもおまとめローンに活用できる商品をそろえています。

ただ、このうちで銀行ローンもショッピング枠のリボ払いも対象としているのは、ほとんどアイフルだけと言ってもいい状況です。

他業者のおまとめローンは貸金業者からの借入にしか対応していません。アイフルは大手業者で安心感もありますし、非常に貴重な存在といえます。

大手の業者であるプロミス、アコムの公式サイトには以下のような記載があります。

「資金使途は他の貸金業者からの借入金返済に限ります。借換え対象となるローン:消費者金融・クレジットカードなどにおけるお借り入れ(無担保ローン)銀行のカードローン、クレジットカードのショッピングなどを除く。」

ところが、アイフルの公式サイトは以下のように記載されています。

「①借換えの対象となる債務は、銀行や貸金業者からの借入債務のほか、クレジットカードのショッピング債務等です。(当社では銀行の消費性ローン債務やショッピングリボ債務などを対象として審査いたします)」

もし、貸金業者からの借入以外の債務、たとえば銀行カードローンやショッピングリボもおまとめしたいのであれば、他の業者ではなくアイフルを選ぶべきでしょう。

「おまとめMAX」と「かりかえMAX」

アイフルはおまとめローンとして

  1. 「おまとめMAX」
  2. 「かりかえMAX」

という2つの商品を提供しています。違いは簡単です。

  • おまとめMAX→アイフルのユーザー向けのローン
  • かりかえMAX→初めてアイフルを利用する人向けのローン

どちらか一方して申し込むことはできないので、迷う必要もありません。2つの商品の条件はほとんど同じです。

金利 3.0%~17.5%
限度額 1万円~800万円
ローンタイプ 証書貸付
返済回数 最長120回
審査スピード 最短即日
融資スピード 最短即日

証書貸付というのは、いったん借りたら後は分割で返済するだけのローンのことを指します。多くのおまとめローンで採用されている貸付方法で、住宅ローンなどと同様のやり方です。

アイフルのおまとめローンは消費者金融業者が提供する商品らしいメリットとデメリットがあります。

メリットは審査が早く、融資までに時間がかからない点です。最短で即日ですが、通常は数日かかります。とはいっても、銀行のローンに比較すれば格段に融資までの時間が短くなっています。デメリットとしては金利が高めの設定という点でしょう。

ただ、契約額が100万円以上になれば、利息制限法によって確実に年率15%以内で借りることが可能です。総量規制の例外貸付ですので、年収の3分の1を超える額を借りることができます。

申し込み

ネット申し込みがおすすめ

アイフルのおまとめローンでは、

  1. 郵送
  2. 店頭
  3. インターネット

の3つの申し込み方法があります。

インターネットの公式サイトには「おまとめローン専用の申し込みページ」があります。そこから申し込まないと通常のローンの申し込みと同様に扱われてしまうので注意しましょう。おまとめローンは通常のローンとは審査の基準も違います。

契約まではおおよそ以下のような流れになります。

  • インターネットで申し込み。
  • 携帯電話へ申し込みの確認がある。他社借入状況などのヒアリングがあるので、事前にメモなどにまとめておくこと。
  • 在籍確認。
  • メールで仮審査の結果通知。
  • インターネットで必要書類を提出する。
  • メールで本審査の結果通知。

既存借入への支払と精算は申し込みした本人が行う場合と、アイフルが代行する場合があります。アイフルの担当から指示があるので、それに従いましょう。

また、おまとめローンの審査は通常のローンよりも時間がかかります。急ぎの場合には店頭窓口がいいでしょう。

 

必要書類は?

・本人確認書類
運転免許証、パスポートなど。

・収入証明書
源泉徴収票、確定申告書の控えなど。

・他社借入条件などを確認できる書類
契約やATMで取引した際の明細書や利用代金明細書など。

他社での借入条件などが確認できる書類がないと、申込者の希望限度額が借入額と合致するかどうかを確認できません。

ただ、近年ではすべてWebで完結するタイプのローンもあるため、場合によっては契約書などがなくても申し込みはできます。

その他、職場への電話以外の方法で在籍確認をするという場合には、勤務先を確認できる書類が必要となります。

銀行のおまとめローンならクレジットカード利用分もOK

多く種類の借入に対応している

おまとめローンの取り扱いがあるのは消費者金融業者だけではありません。一部の銀行だけですが、カードローンをおまとめとして使えるというタイプではない「おまとめ専用ローン」をローン商品として取り扱っているところがあります。

銀行のおまとめローンが消費者金融業者のものと決定的に違うのは、貸金業者以外からの借入もまとめることができるという点です。貸金業者でおまとめできるのは、貸金業者から借りたお金だけです。

アイフルは例外的ですが、他の業者では消費者金融業者からの借入とクレジットカードのキャッシング枠の利用の2つしかまとめられません。

一方で銀行のおまとめローンは消費者金融業者のローン、信販会社からの借入、クレジットカードのリボ払いなど多くの借入に対応しています。

銀行のおまとめローンの対象となるもの

銀行のカードローン
消費者金融業者のカードローン
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのショッピング枠利用
目的別ローン(マイカーローンなど) ×
個人間貸し借り ×

ショッピング枠の利用でもリボ払いの残債については、審査次第では対象外となることがあるので注意しましょう。

審査は厳しい?

一般的に、銀行のローンの審査は消費者金融業者に比較すると厳し目の傾向があり、おまとめローンでも変わりません。

おまとめローンに申し込む人は、もともと複数の業者から借入しており、返済が負担になっているので金利を下げようとしておまとめローンを申し込むというケースが多くなります。

銀行とすると、低金利目当てで高額融資を申し込む人には審査は慎重にならざるを得ません。銀行によっては、申し込み条件として収入の下限を設けたり、自営業者やパートでは申し込めないとしたりするケースがあります。

この点から見ても、銀行の審査は厳しいと考えていいでしょう。

以下のようなケースの場合には審査落ちしやすい傾向があります。

収入に対して借入額が多すぎる。

銀行は貸金業者ではないため、総量規制は関係ありません。とはいっても、一般的に年収の3分の1以上の借入の申し込みは審査では不利です。

また、同じ3分の1でも、年収300万円の人にとっての100万円と年収600万円の人にとっても200万円では生活に対する影響は違いますし、返済に回せるお金も違ってきます。

「おまとめローン」と明記して募集しているローンの場合には多少緩めですが、それでも利用できるのは年収の2分の1までが限界とされています。あまり高めの限度額で申し込むと審査で不利になるので注意しましょう。

過去に長期の延滞がある。

他社からの借入では、返済状況が重視されます。消費者金融業者からのものであっても、クレジットカードの返済であっても、支払期日から遅れたことあるときには、審査では不利になります。

携帯電話の料金の延滞がある。

盲点となりがちなところですが、携帯電話の料金の延滞は分割払いの遅れとみなされることがあります。

携帯電話の利用料金には端末代の分割払いが上乗せされており、料金の延滞はそのまま金融事故として扱われます。

代表的な銀行のおまとめローン

銀行のおまとめローンは、低金利で追加借入できるところもあり、審査は厳し目ですが借りることができれば非常に有利です。

特に地方銀行が得意としており、居住地域による制限はありますが、全国から申し込みを受け付けているところもあるため、調べて検討する価値はあるでしょう。

銀行 商品名 金利 限度額
東京スター銀行 スターワンおまとめローン 12.50% 1,000万円
横浜銀行 フリーローン 1.9%~14.6% 1,000万円
イオン銀行 フリーローン 3.8%~13.5% 700万円
紀陽銀行 おまとめローン 3.8%~13.8% 1,000万円

「おまとめローン」という名称になっている商品はおまとめ専用ローンです。フリーローンは、「おまとめにも使える資金使途自由なローン」で、おまとめ専用ではありません。そのため、限度額の範囲内で追加借入が可能です。

横浜銀行や紀陽銀行は居住地域による制限がありますが、イオン銀行や東京スター銀行は全国から申し込みが可能です。

おまとめローンは銀行と消費者金融とどちらがいいのか

1.総額300万円で比較してみると

借入をまとめる場合、消費者金融業者と銀行のどちらに申し込んだら良いのか考えどころですが、借入総額と金利の関係からある程度の有利と不利を推測することができます。

借入総額が大きいときには消費者金融、小さいときには銀行が有利です。

たとえば、アコムやプロミスのおまとめローンと利用するとき、最高限度額は300万円です。もし300万円という大口の融資であれば業者が提示している下限金利が適用されることが推測できます。

この2つの業者の下限金利は以下のようになっています。

  • プロミス→6.3%
  • アコム→7.7%

一方、これを銀行のローンの300万円の金利設定と比較すると以下のようになります。

  • 三菱UFJ銀行→7.6%~10.6%
  • オリックス銀行→9.4%
  • イオン銀行→7.8%
  • 楽天銀行→8.7%

ほとんどの銀行の金利よりもアコムやプロミスのおまとめローンのほうが低金利になっています。

「銀行は低金利である代わりに金利が安い」というのはローンでは常識ですが、おまとめローンに限っては当てはまらないと言えそうです。

150万円以下で比較してみると

ここでもっと借入総額が低いケースを想定します。たとえば150万円以下です。こうなると銀行のローンのほうが有利です。アコムやプロミスの上限金利は15.0%です。おまとめローンでもこの金利が適用される確率は高いでしょう。

これに対して銀行のローンの金利は上限金利は借入額150万円のとき平均で「14.5%」です。アイフルのおまとめローンも金利は15%であることが多いため、銀行のローンの金利よりも不利です。

100万円以下であるなら、なおさら銀行のローンのほうが有利です。絶対的にあてはまる法則とは限りませんが、目安としては良いでしょう。300万円と高額なら消費者金融業者、100万円程度なら銀行です。

まとめ

クレジットカードの利用による債務は、おまとめローンでは対象外になることもあるので注意が必要です。消費者金融業者はアイフルのみが対応しており、銀行なら多くが対応可能です。

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